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2014.09.04

Ford 351 Cleveland Engine Rebuild

久しぶりの更新になってしまいました。

お盆明けから 国産ディーラーからの依頼作業が増えすぎてしまって

アメ車に手がつかない状況になってしまいました。

 

エンジンオーバーホールの依頼で

フォードの 70年製の 351クリーブランド エンジンが入庫してます。

エンジンを 分解・清掃・点検・測定と作業を進めると

シリンダーの線キズは 旧車ですので ご愛嬌。

ですが 既に 0.04in のオーバーサイズピストンが 組まれてます。

そしてシリンダーは 0.05mmの 段付き摩耗。

ギリギリまで攻めるか?

シリンダースリーブを入れるか?

どちらにせよ切削量を 0.5mm以内に抑え なおかつ音波チェックが必要です。

お客様に相談した結果 リスク回避と予算を考慮して アメリカから リビルドエンジンの購入となりました。

マッチングの貴重なエンジンなら 攻め込んでオーバーホールなんですけどね。

 

のんびり エンジンの到着を待つのみです。