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2016.02.17

1969 Mustang Mach1 428CJ Part3

1969年 フォード  マスタング  マック1  428 コブラジェット の

前回のフレックスプレート修理の続きです。

トランスミッションの内部が気になり

ミッションを下したついでに、パンドラの箱を開けてしまいました。

C6 トランスミッションの分解です。

 

ATFを抜いた限りでは、

トルクコンバーター内、オイルパンのオイル共に

気になる程の汚れは見受けられませんでしたが

オイルパンを剥がすと流石に鉄粉は出ています。

15年以上前に交換した以来です。

 

フィルターも外し、バルブボディーも外してみたら

案の定です。

バルブボディー内に、錆&水の混入、エマルジョン発生です。

フィルター内やバルブボディー上部にもおびただしいゴミの量です。

前回はバルブボディーのパッキンが無かった為、

内部清掃を行わなかったので、積年の恨みの如く堆積しています。

ピストンの動きも相当渋くなっています。

 

バルブボディー内部の通路もキレイに清掃し、パッキンのかすも錆も除去、

キレイに面出しして、小さなボールも気を付けて組付けます。

今回はフルでオーバーホールする時間が無かったので、

クラッチやスプリング、ベアリングなどはまた今度にします。

あれだけゴミやカスが出てましたので、クラッチなどは全滅でしょうね。

 

本格的なミッションのオーバーホールやレストアになりますとケースのペイントがあったり、

バルブボディーのピストン交換やオーバーサイズ加工なども有りますので

非常に時間が掛かります。

ナンバーズマッチングでなければ交換の方が安く済む場合もあります。

 

残るは、ボロボロのへダースをエキマニに交換したら積み込みです。