1968年のシボレー カマロ が入庫しました。
今回はデフが壊れてしまって、レッカー入庫です。
久しぶりに激しい故障を見ました。
デファレンシャルのピニオンギアの破損ですが、フランジ部分で千切れるのは中々です。
フランジ部分は無くなって、
プロペラシャフトのユニバーサルジョイントも千切れてしまってます。
そんな訳でデフは一式交換です。
ピニオンギアはリングギアとセットで交換しなければいけません。
デフASSYを下します。
装着されていたのはノンスリップタイプやオープンタイプと呼ばれるデフで
普通の車はこちらが基本です。
プロペラシャフトを外して、アクスルシャフトを抜いて、ゴッソリ外します。
デフの中には欠けたギアが落ちていました。
ニュースにも上げる機会の多いデフ関係ですが、
何度も言いますが、ほとんどの車が修理やオイル交換すらされていないのが
現状ですので、ベアリング類はほぼダメになっています。
早めの点検や修理をお勧め致します。