1981年のシボレー C3 コルベットの続きです。
デフのオーバーホールを行いますので、ベアリングとシールを全て交換します。
この年式はシム調整式ですので測定&計算で調整します。
難儀だったのはホイールベアリングです。
旧車特有の固着。
コルベットの専用工具も壊れ、プレスでも外れず。
壊してしまいそうなのでお客さんに一旦ご連絡。
最悪一式交換で追加料金が発生してしまう事を伝え、了承して頂きました。
今度は躊躇せずに挑戦し無事外れました。
こちらも一式ベアリングとシールの交換です。
ホイールベアリングの交換はコルベットの専用工具を使用して測定しながら調整します。
コルベットはマッスルカー達とは構造が違う箇所が多いので何かと手間がかかります。
部品代も少し高いですし。
サイドブレーキが固着したまま使用していた為か
ライニングもボロボロの上、内部の部品も破損していました。
こちらも一式交換です。
試運転中に水漏れが発生してしまいました。
今回は時間が掛かってしまったので簡易修理で
一旦納車してから再度ご入庫して頂く予定です。
旧車のスパイラルに突入してしまいそうです。