1970年のシボレー カマロの車検です。
先ずは、ダメな個所を総ざらい。
この作業と見積り作成だけで大変な作業になります。
車検に合格する否かも有りますが、劣化している部品や消耗品等も見積もりますので
膨大な量の見積り項目になります。
ですので当社では予算をはじめに聞いてから、重要箇所を優先で見積作成を致します。
今回は抜粋してご紹介します。
先ずはスパークプラグ。
外してみると、教科書に出て来そうなぐらいのカーボンが付着。
中々ここまで使い込んでる旧車は見かけません。
エンジンマウントも社外品に交換してありましたが
左右とも千切れてしまってます。
右側に関しては完全にゴムが無くなってリジット状態でした。
それと、面倒なデフオイルも交換です。
マッスルカーのほとんどの車種がデフオイルを抜くドレーンボルトが有りません。
ですので、画像の様に後のカバーを開けたりしないと交換出来ません。
メーカーは交換する気無かったのかな?と疑問に思います。
さて、神奈川の不正車検の一件があって以降、どんどん検査が厳しくなっている印象です。
旧車は基準が緩い部分もありますが、そうでない部分もありますので、
しっかり整備しないと、合格ラインに達しないのでご注意下さい。
今回も若造に色々イチャモン付けられましたが、若造には負けませんので問題ありません。
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