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2017.09.29

1970 Chevrolet Camaro : Vehicle Inspection.

1970年のシボレー カマロの車検です。

先ずは、ダメな個所を総ざらい。

この作業と見積り作成だけで大変な作業になります。

車検に合格する否かも有りますが、劣化している部品や消耗品等も見積もりますので

膨大な量の見積り項目になります。

ですので当社では予算をはじめに聞いてから、重要箇所を優先で見積作成を致します。

 

今回は抜粋してご紹介します。

先ずはスパークプラグ。

外してみると、教科書に出て来そうなぐらいのカーボンが付着。

中々ここまで使い込んでる旧車は見かけません。

エンジンマウントも社外品に交換してありましたが

左右とも千切れてしまってます。

右側に関しては完全にゴムが無くなってリジット状態でした。

それと、面倒なデフオイルも交換です。

マッスルカーのほとんどの車種がデフオイルを抜くドレーンボルトが有りません。

ですので、画像の様に後のカバーを開けたりしないと交換出来ません。

メーカーは交換する気無かったのかな?と疑問に思います。

 

さて、神奈川の不正車検の一件があって以降、どんどん検査が厳しくなっている印象です。

旧車は基準が緩い部分もありますが、そうでない部分もありますので、

しっかり整備しないと、合格ラインに達しないのでご注意下さい。

今回も若造に色々イチャモン付けられましたが、若造には負けませんので問題ありません。

 

 

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